教育・研修体制について

社会福法人カナンの教育・研修体制についてご紹介します!

■教育・研修体制について

教育制度としてはプリセプターシップを採用しており、新人職員(プリセプティ)が仕事と職場にスムーズに馴染めるように、技術的な指導とメンタル面のサポートを指導担当(プリセプター)が1年を通じて行います。
具体的な研修内容は、入職1年間は新人研修として、施設概要と理念・方針の理解から、人権研修や感染研修、そしてユニットケア(個別ケア)研修等を計画しています。

最低限の知識が網羅できるマニュアルを用意しています。
このマニュアルは開設当初よりブラッシュアップしてきたもので、入職1〜3ヶ月、3〜6ヶ月、6〜12ヶ月で、どこまで出来るようになったのかを、自己評価と他者評価で1年間を通してスキルアップの進捗状況を見える化できるように工夫しています。

■キャリアップ制度

役職としては、以下のようになっています。
・サブユニットリーダー
・ユニットケアリーダー
・ユニットケア推進員
・介護主任
・介護課長

役職登用は、所属長の推薦と個人の意欲を軸に熱意や伸びしろも考え行っています。
経験が浅い方でもサブリーダーにも付いてもらうこともありますし、入職3年目でリーダー登用もあります。
役職になることで給与にも反映されます。

最近は、前向きに役職に挑戦してみたいと思う職員が増えてきたと実感しています。
役職には自信がなかった者も、実際にやってみると物凄く成長したりと、この制度の大切さを感じています。
ユニットリーダー実地研修施設に認定されていることで、入居者本位の支援に取り組めており、先輩に憧れて役職になりたいとの声もあり嬉しいですね。

■ユニットリーダー研修施設に認定

「地域密着型介護老人福祉施設ゆうり」は府内有数のユニットリーダー実地研修施設に認定されており、ユニットケア(個別ケア)に特化した施設運営を行っています。

元々は、ユニットケアを始めていくにあたり、従来型とユニット型の違いをもっと知る必要があると考えました。
そこで、ユニットケア研修施設に認定されるぐらい極めることを目標として開設当初より取り組んできました。
その結果として、私たちが学んできたことを他の施設の方々にもお伝えできればと思い、研修施設になることを決めました。

研修では、カナンの職員が見本になるわけですので、当然皆の意識レベルが上がりますし、目指すところも共有やすくなります。これからも、私たちが大切にしている「愛ある介護」「おかげさまの精神」をモットーに、地域の方々に愛され続ける存在になれるよう日々取り組んでいきます。

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