職員インタビュー

えみ保育園 園長 Y.S

えみ保育園は横浜鶴声会の中でもっとも新しい事業所です。
私は立ち上げから関わり、4年前に園長に就任しました。
現在、えみ保育園では保育士のほか看護師や事務職を含め、26名の職員が働いています。

立ち上げからずっと働いているベテラン保育士もいますが、多くは20代〜30代の若手職員です。
えみ保育園に入職される方の多くは「園内がとても明るく、職員も笑顔が多い」と言ってくれます。

横浜市内にありながら自然豊かな環境で保育ができることも魅力ですが、ここで保育をする職員の子どもへの接し方は、本当に優しさにあふれていると感じることが多々あります。

園長としてもっとも大切にしていることは、職員たちに自分なりの保育の色をどんどん出していってくださいということです。
もちろん安全に子どもを預かることが大前提ですが、「子どもをどう保育するのか」という点は、保育士の自主性に任せている部分が非常に大きいです。
職員同士の信頼関係が築けているからこそ、できることなのかもしれません。

産休・育休を取得した職員もたくさんいますが、復帰率はほぼ100%です。
復帰前に必ず面談をして、その人がどんな子育てをしたいのか、そのうえでどんな働き方を望むのかをしっかり話し合い、できるだけそれぞれのライフスタイルに配慮するようにはしています。

えみ保育園には、これからもとにかく笑顔あふれる人を迎えたいと考えています。保育士が楽しんで仕事をしていることは必ず子どもにも伝わります。

えみ保育園 保育士 Y.N

現在、1才児クラスの担任をしています。
昨年は年長クラスを受け持っていたので、最初はギャップもありましたが、日々楽しく保育をしています。年長クラスの担任をした際は、卒園式と最終登園日に、保護者の方も一緒に大号泣してしまいました。

えみ保育園の良いところは、なんといっても自分がやりたいことをできるということです。
たとえば、「今日は午後からこんな制作をやってみよう」と思ったことをすぐに実行できますし、他の保育園での就業経験のある保育士は、以前の保育園でやってみて良かったことを取り入れたりもしています。
やらないで後悔するよりも、まずやってみよう!の精神がえみ保育園には当たり前にあるような気がします。

3年前からは新任の保育士の教育も担当するようになりました。
何を教えるか、よりもできないことをすぐに聞ける環境づくりを重視しています。

入職したばかりであれば、わからないことがあるのは当たり前。
「こんなこともできないのか、と思われるんじゃないか」と思ってしまうと学びや覚えるチャンスを逸してしまいます。

人と人との関係ですので、わからないことは遠慮なく聞いてもらう環境をつくっていくことが何よりも大事だと考えています。

「今後はこんなことをやってみたい!」と思うものがすぐに思いつかないくらい、毎日自由に保育をやらせてもらっています。保育士を信じて主体性を尊重してくれるのがえみ保育園です。

駒岡地域ケアプラザ 所長 S.I

現在、駒岡地域ケアプラザでは30名以上の職員が働いています。
地域ケアプラザでの仕事はなかなかイメージしづらいと思いますが、区役所よりも身近なところで福祉や保健、介護など様々な仕事を行っています。

例えば、地域包括支援センターでは、高齢者の相談に対応する業務があります。
鶴見区には9つの地域ケアプラザがありますが、駒岡地域ケアプラザが担当しているエリアはその中でもっとも広いエリアなので、相談にいらっしゃるのが難しい高齢者の方には、こちらから職員が出向いて行きます。 そのため、日中はほとんど外に出ているような状態ですが、こうした状況でも職員間の情報共有がスムーズに行えるよう、ミーティングや会議で個別ケースの相談を行えるようにしています。
部署内ではもちろん、ケースによっては区役所や、他の地域ケアプラザの職種間での共有も行うようにしています。

その他にも、介護予防や地域交流などの事業を企画・運営していますが、距離が遠かったり、坂を登れないなどの理由で駒岡地域ケアプラザに足を運べる人は非常に限られています。
そのため、事業を行う場合も、地域ケアプラザの外に出て、空いている場所やお部屋をお借りして行うことがとても多いです。

駒岡地域ケアプラザには、デイサービスと居宅介護支援事業所も併設されています。それぞれ独立はしていますが、地域ケアプラザの強みを出していくため、しっかり連携もしています。
そのため、コミュニケーションを取る力は非常に重視しています。 特にデイサービスは介護という仕事の大変さが浮き彫りになることが多いのですが、利用者や職員同士のコミュニケーションを大切にすることで、大変な中にもやりがいを見つけられる仕事だと思います。
職員の中には、「利用者に育ててもらっている」と感じている人もいます。

技術的なことは入職してから身につけても遅くありません。
コミュニケーションを通じて利用者に楽しんでもらうプロの仕事を一緒に目指す仲間を、心よりお待ちしています。

駒岡地域ケアプラザ デイサービス介護職員 C.S

以前は病院の看護助手、地域密着型の小規模デイサービスの介護職として働いていました。
以前の職場との違いはたくさんありますが、横浜鶴声会はマニュアルが細かく決められている点が非常に魅力的です。
「マニュアル」という言葉のイメージはマイナスに捉えられてしまうこともあるかもしれませんが、申し送りの徹底や、初めての業務の予習をして前もって予測できるという点ではプラスの要素がとても多いのです。

入職してからも、経験者というだけでいきなりすべての業務を任されるのではなく、まずはフロア業務を覚え全体の流れを把握してから入浴介助などの個別の介助業務に入っていく、というように段階を踏んでいきます。
経験や習熟度に応じて期間は異なりますが、利用者様にとってベストな介護ができるよう、そうした配慮がなされています。

印象に残っているエピソードもいくつかあります。
私の地元の人が話すイントネーションと似た話し方をする利用者様がいたので、地元の話をしてみたのですが、とても盛り上がって楽しかったですね。
逆に、話かけたときに「あっちに行って」と言われた利用者様もいらっしゃいました。
それは話をするのが嫌だったのではなく、その時は話かけられたくないタイミングだったのかもしれないな、と考え、利用者様のタイミングに合わせることでしっかりお話をしてくれるようになりました。

こうした経験を踏まえると、病院で看護助手として働いていたときよりも、利用者様との関わりに対して余裕をもてているな、と嬉しく感じられる職場だと思っています。

やまゆりホーム介護職員 E.Y

やまゆりホームに入職して5年目になります。現在は特養で夜勤も行っています。
以前は病院で看護助手をやっていましたので、「介護」というものに携わるのは、やまゆりホームが初めてです。
月並みな表現ですが、やりがいはとても感じています。

入職を決める際、他にもいくつか介護施設の見学には行ったのですが、やまゆりホームの雰囲気がとても良かったので入職を決めました。
職員の利用者様への接し方もそうですし、何より利用者様の顔が明るかった。これが大きな決め手でした。

利用者様との関わりにおいては上手くいかないこともありますが、人同士の関係を築くにはある程度の時間はかかるもの。
慣れてくることでお互いに分かり合うこともありますし、最初はあまり心を開いてくれなかった方に「あなたはとても優しいから」と言われたことは今でも強く印象に残っています。

5年目ともなると、新しい職員が入ってきた時に教える立場になることもあります。
新しい環境で仕事をするのは誰でも緊張を伴うものですので、こまめに話しかけてコミュニケーションを取ること、そして自分が教えてもらったことを必ず教えるということを心がけています。
私自身、先輩に相談して解決したこともたくさんありますし、施設長が気軽に話をできる距離にいる存在であることも大きいです。
教えられる立場を経験したからこそ、意識的に教える側の立場に回ろうと努めています。
介護の知識はまだまだ十分ではないと感じているので、今後ももっと勉強していきたいと思っています。

やまゆりホーム デイサービス 副主任 N.T

現在、デイサービスの相談員と副主任を兼務しています。
最初、家庭との両立のために、近隣で働きたいと思い、介護未経験で非常勤介護職員として入職しました。
最初の1年間はあまり記憶にないくらい、無我夢中で働いていましたね。
でも、まずはフロア業務から、と段階を踏んで教えてくれるので8年ほど続けられました。
その後、他の法人も見てみたいと一度は転職をしたのですが、再び戻ってきて、相談員として働いています。

介護の現場業務としては主に送迎業務と、状況によってはご利用者様の入浴介助を行うこともあります。
ご利用者様と接する時に気をつけることはコミュニケーションのとり方です。
ちょっとした変化に気づくためにも、相手をしっかり見るということを大事にしています。
相談員としてはご利用者様との契約を行ったり、ケアマネさんに日中のご利用者様の様子の報告を行ったりします。
相談員はその名の通り、相談を受ける窓口というイメージを持たれがちですが、 外部との連携をスムーズに行うためにも、ご利用者様のことをしっかり把握し、 現場でご利用者様としっかりコミュニケーションを取ることが必要になってきます。

一度、外に出てみたからこそわかったことでもあるのですが、 「法人としての体制」がとてもよく整っているということに気づけました。
やまゆりホームはマニュアルがしっかり整備されているのですが、これがとても役立ちます。
マニュアルと聞くと「柔軟性に欠けるのではないか」と思われがちですが、 様々な状況に対しての判断基準が明確に示されているので、どう対応すべきかがとても明確なのです。
法人としての考え方がはっきりと職員にも伝わっているので、私たちが求められていることもわかりやすい。
他の法人と比較してもこの点は本当に良い点だと感じています。

介護の仕事はチームプレイです。
一人では絶対に回らない仕事だからこそ、職員同士の支援やアドバイスが不可欠だと考えています。
スタッフからの自発的なコミュニケーションに助けられることも多いです。
また、やまゆりホームの施設長は現場にも顔を出してくれます。
当然、要望や意見がすべて通るわけではありませんが、 「現場が考えていることが施設長に伝わっている」と実感できることはモチベーションにも繋がっています。

私たちと一緒に成長してくださる方からの応募を、心よりお待ちしております!

やまゆりホーム 介護職 S.I(2021年新卒入職)

介護の仕事を考え始めたきっかけは、
通っていた高校の廊下に「介護職員初任者研修」の資格のチラシが貼ってあり、 友人に誘われるまま受けてみたことに始まります。
当時、まだ将来やりたいことが明確に決まっていなかったため、 資格を取ってみるのもいいのかなと、ぼんやりと考えていました。
やまゆりホームへの入職の決め手は、家から近かったからということと、規模がそれなりに大きいと感じたから。
単純にご利用者様の数が多ければ多くの人と関わることができるのではないかと期待して入職を決めました。

業務はまだまだ覚えていかなくてはならないことが多く、焦る気持ちもあります。
最近、ようやく夜勤にも入り始めましたが、夜勤帯は職員が4名と人数も少ないので、 一緒に勤務に入る方との協力体制が本当に重要になりますし、 ご利用者様の状況も毎日同じではないので、経験が少ない分、臨機応変に対応できずに慌ててしまうことも多くあります。
人の命に関わる仕事であるという緊張感が常にある仕事ですが一方で、嬉しいこともあります。
出勤するといつも声を変えてくれるご利用者様がいるのですが、 私の名前も覚えてくれていて、「○○ちゃん」と名前で呼んでくれるんです。
それがとても嬉しくて、毎日仕事に行くのが本当に楽しみです。

私が一番若いということもあり、本当に先輩方が気にかけてくれ、丁寧に教えてくれます。
人間関係で悩んだことは一度もありません。環境には本当に恵まれたなと感じています。
今はまだ何をやるにも教えてもらう立場、判断してもらう立場ですが、 10年後には自分が利用者様のために率先して動けるようになっていたいと思っています。
自分がそうしてもらったように、後輩に対してきちんと教えられるようになりたいです。