地域の声を聴くために。

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「やまゆりホーム」は昭和58年1月、入所者80名、ショートステイ8名の特別養護老人ホームとして、二ッ池を見下ろす自然豊かな獅子ヶ谷の丘で産声をあげました。

開園以来、ご利用される方々それぞれを尊重し、心と心が触れ合う充実の時間をつくり、お一人おひとりのニーズに対応しながら地域福祉と高齢者の支援を続けています。

介護を受けられる方はもちろん、介護する側も、そして地域社会の方々も共に幸せに生きていく、それが私たちやまゆりホームの進むべき方向です。

この理念をもとに、駒岡地域ケアプラザも開設20年目を迎え、近年は、えみ保育園の開設と児童福祉分野まで地域の皆様への貢献の幅を広げて参りました。

明るく楽しく、自由な雰囲気の漂う地域福祉の拠点となるべく、そして地域の人たちにも親しまれ、愛される施設づくりを一緒に目指していきましょう。

理事長インタビュー

―「地域の声を聞くために」―

横浜鶴声会は昭和57年3月に法人を設立し、特別養護老人ホーム、地域ケアプラザ、保育園と3事業所を運営しています。もっとも古い特別養護老人ホーム、やまゆりホームは法人設立の翌年に誕生しました。保育園は待機児童問題が深刻化していた平成25年に開設し、地域ケアプラザは20年目を迎えます。3事業所とも鶴見区内の半径2キロ以内に位置しており、高齢者福祉・地域福祉・児童福祉を通じてこの地域に住んでいる方へ貢献していきたいと考えています。

―伝えたいことが伝わるように。現場との距離は近いほうがいいー

私は現在、理事長のほか、やまゆりホームの施設長も兼務していますが、地域ケアプラザの所長や保育園の立ち上げ準備室も経験してきました。理事長であっても管理職の立場であっても、私が重視しているのは現場スタッフとの距離感です。台風の時に交通機関が止まって出勤できない職員や帰れない職員は、私が送迎をしたこともあります。これはほんの一例ですが、スタッフとの距離が近いと、スタッフも相談しやすく、その分情報も入りやすい。査定も、一方的に評価をするだけでなくその人の能力を伸ばすために行われるべきであり、同時に私たちが伝えたいことをしっかり伝える責任もあります。

―「できないからやらない」のではなく、「できる方法を考える」―

今は新型コロナウィルスの影響で様々な活動が制限されていますが、横浜鶴声会は制限があるからやらないのではなく、制限があってもできる方法はないかということをいち早く模索してきました。法人のスタンスとしてもこの考え方は根付いています。
求職者さんとの面接においては、施設内見学を控えるのではなく、職員がタブレットを持って周り、リアルタイムでの施設見学を実施しています。保育園の行事もオンラインで配信し、職員間の勉強会もスマートフォンやタブレットでグループワークを行っています。他の事業所はやっていないからやらない、のではなく、「どうしたらできるのか」という前提が常にあるので、オンラインツールも抵抗なく導入しています。

―横浜鶴声会で働く人とは同じ方向を向いていたいー

私が考えていることを、職員にも正しく理解してほしいと思っています。ただし、そのためには理解してもらうことを待つのではなく、トップメッセージを明確に発信していくことが不可欠です。
先日、全職員に対し、私が大事にしたい考え方を紙にまとめて配布しました。これは程度の認識を一致させるためでもあります。「大体同じ」ではなく「同じ認識」じゃないと徐々にずれていきます。職員にそうしたことを統一した理解として受け取ってもらうには、発信が第一だと思っています。
横浜鶴声会を福祉のキャリアのスタートとして考えられたい方はもちろん、ブランクはあるけれどもう一度、活躍の場を福祉に求めたい方々からの出会いに期待しています。

社会福祉法人鶴声会 理事長
特別養護老人ホームやまゆりホーム 施設長
晝間 靖裕

採用担当インタビュー

―面接で重視される点はどんなことですか?

ご本人のやる気をもっとも大事にしています。その方の仕事に対しての想いを一番知りたいからです。すでに介護の経験がある方であれば体験談を聞きますし、介護の経験がない方であればなおさら、なぜ介護の仕事をしたいと考えたのかをお話いただきたいと思っています。
私たちも、面接に来ていただいた方のことをよく知りたいと思っていますので、これまでのエピソードや長所・短所をお聞きします。成功体験だけでなく、失敗談も是非お話ください。失敗したことがマイナスなのではなく、その失敗に対してご自身がどう考えたのか、対応したのかを知りたいからです。そうしたお話の中から、横浜鶴声会に縁あって入職いただいた時にどんな仕事をしてくれるのかをイメージしています。
面接はどうしても緊張してしまうものだと思いますが、必要以上に自分を大きく見せることはしないでほしいと思います。同じように、私たちも理想だけでなく、現実の厳しい面や介護の大変な部分もお伝えするようにしています。面接の時間を、お互いに本気で話せる場にしたいと考えています。

―伝えたいことが伝わるように。現場との距離は近いほうがいいー

一緒に長くここで頑張ってくれる方に来てほしいです。歴史のある法人のため長く勤務している職員も多いのですが、逆にこの先を担ってくださる中堅の職員をどんどん育て強化していきたいと考えているからです。「こういうことをやってみたい!」という意見を積極的に取り入れていきたいと考えています。

―入職後の研修について教えてください。

先輩の職員が約1ヶ月間しっかりついて教えますし、その方の習熟度に応じて順に業務を覚えていただきます。入所であれば、早い方だと1ヶ月ほどで夜勤に入りますが、デイサービスなどで介護未経験の方はフロア業務を覚えてから入浴介助に入るなど、いくつかある担当業務を順次覚えられるように、現場責任者が配慮をしています。

―入職後はどのようにキャリアアップしていくのでしょうか。

半期ごとに人事評価をおこなっています。5段階での評価と指定の研修を受けることでキャリアアップをしていきますが、必ずしも年功序列や年数によって決まるわけではありません。人事評価はその方の成長していただく良い機会だと捉えています。
また、当法人は、理事長がやまゆりホーム施設長を兼務していることもあり、トップダウンで決めるというよりも、現場の話に耳を傾けてくれます。そうした考え方が現場の管理職にも浸透しているため、管理職に任せる範囲も大きいことが特徴です。その分、業務としての幅は広くなりますがチャレンジの幅も当然広がります。これをチャンスと前向きに捉え、横浜鶴声会の仲間になってくれる方からのご応募をお待ちしています。 面接でお会いできることを楽しみにしています。

採用担当 中軍 泰司

法人概要

法人名
社会福祉法人 横浜鶴声会
理事長
晝間 靖裕
拠 点
横浜市鶴見区獅子ヶ谷二丁目15番18号
設 立
昭和57年3月
代表電話番号
045-583-1833
FAX番号
045-583-0847
業務内容
  • 特別養護老人ホーム、短期入所生活介護、通所介護、居宅介護支援、地域包括支援センター、保育園の運営